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カナダ公立校

  • 執筆者の写真: world-link-you
    world-link-you
  • 2024年5月19日
  • 読了時間: 2分

2023年夏にカナダの公立学区を訪問しましたが、大学のお仕事の一貫として行っていたこともあり、その時はあまり内容を公表することができませんでした。

大学への紀要投稿も終わりましたので、改めましてご紹介したいと思います!


カナダで公立校に留学したい場合、学校とではなく学区とやりとりすることになります。

たくさんの学区に連絡し、ビザが必要な留学生で、しかもディスレクシアなどの発達障害がある学生に対応できるかと聞いていったところ、ほとんどの学区で「地元の学生にすら支援が足りていないのに、留学生にまで少ないリソースを割くことはできません」と断られました。「隠してくる子がいるけれども、それは誰にとってもハッピーなことではないのでやめて頂きたい」と言ってくる学区もありました。


そんな中、両手を広げて是非どうぞと言って下さった学区でした。当時の学区長さんが過去に特別支援の先生であったことが大きかったと思います。

現在はその学区長さんではなくなりましたが、すでにお世話になっているWLYからの留学生さんはしっかりと合理的配慮を受けながら、進学についても非常に前向きに考えられる状態で留学生活を送られています。


大自然に囲まれた田舎ですが、日本で言うと軽井沢のような湖のある避暑地/スキーリゾートです。田舎の割に、スーパーに多くの日本食やアジア食材が揃っていて、日本人留学生にも過ごしやすい場所といえます。


飛行機のコネクションがあまりよくないことだけが玉に瑕・・・あとは、公立校ですので、いつも見ているイギリスの私立と比べてしまうと当然…建物や設備が見劣りはしてしまいます。また、イギリスだと高校最後の2年間は好きな科目を3つ勉強するだけで良いのですが、カナダはそうはいきません。必修科目の全てで合格点を取り、単位をそろえられないと卒業扱いになりません。

とはいえ、公立の料金でこれだけ手厚く対応いただけるところは、私は少なくとも他に知りません・・・

もしご興味のある方がいらっしゃればご連絡ください。


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